宇梶郁総の
アダルト小説書庫

常識改変いじめ

01 朝の日課はクラスメイトのロストバージン

 御手洗 隆弘はいじめられっ子である。

 背丈は同年代の男子と較べて低い方で、しかし体重は体格の良い同級生の1.5倍はある。趣味は女性の盗撮とAV鑑賞。通称キモデブ。誰からも蔑まれ、侮辱されることが日常となってしまっている。

 そんな彼が不思議な『チカラ』に目覚めたのは、中学を卒業した頃だった。「常識を改変する」という能力。自分を厄介者のように扱う家族を実験台にそのチカラの使い方を学習した彼は、躊躇い無く己の欲望を解き放つことにした。

 

 新年度が始まる日の朝の教室。今までと同じように登校したそこは、しかし昨年度とは違う光景が広がっていた。

 そこに男子生徒の姿は無く、教室に居るのは見目の良い美少女ばかり。年度が切り替わるタイミングで行われるクラス替えによって、厳選した美少女が集められたクラスが作られた。1クラス30人、そのうち男子は1人だけ。隆弘のチカラによって、そんなクラスが出来上がったのだ。

 凝り性で小心者の隆弘は、きっちりと周囲の人間の常識も書き換えることで綻びの無いようにしており、異常な筈の状況に対して疑問を持つ者はいない。

 

「やっと来た」

 

 隆弘が教室に入ると、思い思いにグループを作って世間話に興じていた女子たちが一斉にそちらを向く。これから毎朝恒例となるイベントを思ってか、皆ニヤニヤと愉快そうに笑って。

 扉の近くに居た少女が隆弘の手を取ると、強引に教室の真ん中まで連れて歩く。他の少女たちも、あらかじめ決められていたかのように扉や窓を閉めて密室を作り、机を動かして中央に広い空間を作り上げると、昨日のうちに隆弘が運ばせておいた体操用のマットを敷いて、彼の巨体をその上に転がしてしまう。

 

「ほら、さっさと脱げ、キモデブ」

 

 彼を転がした少女、合気道部に所属する鈴井 美穂が見下しながら告げる言葉に、普通なら拒む様な内容にも関わらず、隆弘は嬉々として制服を脱ぎ捨て、マットの上に仰向けに寝転がる。彼唯一の自慢である巨根は、既に硬く反り返っていた。

 薄っすらと笑いながら、美穂は黒いソックスに包まれた細い脚で大きなペニスをぞんざいに突付きながら、ブラウスをするりと脱ぎ去ってしまう。日に焼けていない白い肌と、薄いピンク色のブラが現れる。サイズはその小柄な身体に相応しい小ぶりなBカップ。

 惜しげも無くホックを外し、上半身を曝け出すと、綺麗な桃色の乳輪と乳首が顔を見せた。

 更に、スカートもさっさと脱ぎ、ブラと揃いの可愛らしいパンティも同様に脱ぐと、仄かに温かい下着を丸めて隆弘の口に捩じ込んでしまう。

 

「はーい。それじゃあ、今から私、初セックスしまーす」

 

 寝転ぶ隆弘の顔を跨いで秘部を見せつけながら、そんなとんでもないことを平然と宣言する美穂。周りの女子たちもそれを疑問に思うことなく、歓声を上げながら笑顔で拍手していた。

 

「おい、キモデブ。見えてる?これからアンタのチンポ、ここに入れさせられるんだよー♪処女膜破った血で大事なトコ汚してやるからね♪」

 

 嘲笑いながら、ソックスを履いたままの足指で隆弘の顔、特に鼻を重点的に弄りつつも、美穂は細く白い指を秘部に這わせる。

 

「マン汁も付けてやるから覚悟しなよ♪……んぅ」

 

 片足で顔を踏みつけたまま器用に指で自分の秘所を弄る美穂。漏れ出る喘ぎ声の合間に、「ちゃんとビデオ撮っといてよ」などと周囲に話しかけながらも、”秘部を刺激されれば快楽を感じるのは当然”だと思っている彼女の性器は、早くも蜜を溢れさせていた。

 

「ほら、ちゃんと見てなさいよ♪自分の大事な所が汚されちゃう瞬間をさ♪ふふ、嫌がっても無駄よ。さあ、一気に、ぃいいいいいいいいっ!」

 

 繋がる2人の聴覚に、ブツリと何かが破れるような音が聞こえたかのような錯覚を覚えた次の瞬間、男は極上の快感を、女は身を引き裂くような激痛を感じる。

 しかし、痛みはすぐに消えていく。認識の改変に引き摺られて、身体が快楽を感じるようになってしまうのだ。

 

「くぅっ、痛いけど、ちょっと気持ち良いかもぉ♡ほら、キモデブ。アンタなんかバイブ代わりがお似合いなのよっ♪」

 

 たっぷりと溢れ出た愛液を潤滑油にして、大きな肉棒が出入りを繰り返す。美穂が全身を上下に揺らすと、合わせて小ぶりな乳房がプルプルと震える。先端はすっかり固くなり、存在を主張する突起を自ら弄りながらの男を利用したオナニーは続けられた。

 

「はぁっ、んぅっ♡んっ、ひゃあっ!熱っ、嘘でしょ、もう出したのっ!?」

 

 自分の腰に跨って、自らの乳首を弄る処女だった美少女の姿に、隆弘はあっさりと射精してしまった。

 ビクビクと腰が跳ねる度に、美穂の小さな子宮へと熱い精を注ぐ。異常までの精力を持つ隆弘だからこそ可能な、微かに少女の下腹部が膨らむほどの大量膣内射精。

 たっぷりと注がれた熱い感触に、しかし美穂はまだ満足できていない。

 

「あぁ……。ったく、いくら何でも早すぎー。美少女美穂ちゃんとヤれるのが嬉しいのは分かるけど、もうちょっと頑張りなよ、早漏クン♪まあ、アンタが何回出そうと関係無いけどね♪ちゃんと勃起させてるみたいだし、私が満足するまで止めないよ♪」

 

 可憐な美少女である美穂が、全裸で妖艶な笑みを浮かべて自分に跨る光景。更には、それを他の美少女たちに囲まれ鑑賞されるという状況に、自分でもド変態であると自認する隆弘の肉棒は、早漏と蔑まれながらもすっかり硬さを取り戻していた。正確には、萎えることすら無かった。

 絶倫と言える精力によって作られる精子。これまでは、自慰によってティッシュの中に出され、ゴミ箱に送られていたそれが、触れることすらできなかった美少女の子宮へと吐き出されることになる。そう思えば、彼の肉体は今まで以上のペースで精液を作り始める。

 

「んっ、あんっ!ああっ、でっかいチンポ、子宮にゴリゴリしてるぅっ♡」

 

 雄汁を注がれ、スイッチが入ったのかすっかり雌の顔つきになった美穂は、容赦なく上下運動を再開する。結合部からは、破瓜の血と愛液、そして零れ出た精液によって、卑猥な粘着質の水音が聞こえてくる。

 

「んひぃっ♡良い、気持ち良いっ♡オマンコもおっぱいも気持ち良いよぉっ♡」

 

 膣内を掻き回すだけでなく、ピンと尖った乳首を自分で弄りながら嬌声を上げる美穂の姿に、我慢できなくなったのか周囲の少女たちもスカートの中に手を入れ、自分で慰め始める始末だ。この辺りの変化は、単純に隆弘の好みを反映するように改変されている。

 すっかり妖艶で淫靡な表情を浮かべるようになった美穂の動きは止まることなく、絡みつくように蠢く膣肉によって隆弘に強烈な快感を与え続ける。

 

「んおおおおおおぉっ♡凄い、セックス気持ち良いぃぃぃぃぃぃっ♡チンポでオマンコ掻き回すの最高なのおおおおおおおおおおおおおぉっ♡あひぃんっ♡オマンコの中でっ、チンポがビクビクしてりゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡堪んないっ♡キモデブのデカチンポでイッちゃうよおおおおおおおおおおおおっ♡」

 

 一際深く肉棒を捩じ込むように腰を落とした瞬間、美穂は背中を反らし、天井を見上げたまま絶頂を迎えた。同時、ギチギチと音がしそうな程に締め付けられ、隆弘も早速本日2度目の射精を行う。

 両者共に、頭の中が真っ白になるかのような快感の中、全身を痙攣させることしかできない。

 数分もの間、ぴったりと腰を密着させて余韻を楽しんでいたが、やがて身体の力が抜けてしまった美穂がそのまま後ろに倒れてしまい、大きな肉棒がデロンと姿を現す。破瓜の血が混じったピンク色の精液に覆われたそれは、2度に及ぶ射精を終えて尚硬いままだ。

 だが、残念なことに始業を告げるチャイムの音が鳴り響く。

 

「美穂、大丈夫?」

「あー……。ヤバいわ、これ。腰ガクガクしてる。オナニーと比べ物になんない」

「ぐったりするのは席に着いてからにしな。――オラ、キモデブ。テメェもさっさと起きろ」

「ん……。ちょっと、パンツ返してよねっ。うへぇ、ベタベタ。気持ち悪ぅ」

 

 色々と勝手なことを言い合いながら、美穂は隆弘に咥えさせていた下着を抜き取ると、嫌悪感を示しながらも、躊躇なく唾液塗れになったそれを履き、制服も身に着けていく。

 自分が出した大量の精液と唾液に下半身に汚されながら今日一日をこの美少女は過ごすのだと思い、隆弘は沸き起こる愉悦を噛み締めながらズボンを履いた。