常識改変いじめ
09 卒業生への贈りもの 5/7
荒い息を吐いて仰向けに寝転がる隆弘の側に、1人の女子生徒が立つ。
スラリとした細い脚が短いスカートから覗き、ブラウスは胸元を大きく広げて深い谷間と黒いブラを惜し気もなく晒し、くびれた腰を見せつけるように裾を結んだ、アメリカのAVにでも出そうな格好。茶色く染められたロングヘアをたなびかせる彼女の表情は、床に転がる隆弘をまるで汚物でも見るかのように見下している。
少しの間そうしていた少女だったが、スカートから黒い下着が見えるのもお構いなしに右足のローファーと靴下を脱ぎ捨てると、シミ1つ無い美しい足先で男女の体液に塗れた男性器を突き始める。
「不本意だけど、自己紹介してあげる。加藤 美鳥、上から92、59、90のGカップ。セックスの経験は無し、よ」
如何にも遊んでいる風貌から告げられる処女宣言に、少女の脚に弄ばれていた半勃ちの肉棒は、すぐ様固さを取り戻していく。
「うわ、キモッ。何でそんなすぐ勃っちゃうワケ?ほんとキモいわ、アンタ。こんなのとセックスとかマジで嫌ねんですけどぉ」
嫌悪感を隠そうともせず、ペニスを踏みつける様にいじる美鳥。少し汗ばんだ足裏で竿を扱く様に動かせば、滑らかな肌の感触に悦ぶ肉棒がビクビクと震えた。
「ええぇ……。何、アンタ。チンポ踏まれて悦んでるの?信じらんないキモさね。散々にブチ撒けといて、まだ元気だし。ありえない、キモい、最悪。何でこんなやつとーー」
吐き捨てる言葉と共に、更に力を強めて踏みつけようとしたその時、美鳥の両肩を1人の少女が掴んだ。
「教えてあげましょう、美鳥ちゃん。それはねぇ、君が隆弘くんをいじめてた主犯グループの1人だからですよぉ♪」
「は、ちょ、何っ!?」
「えへ、真由、もう我慢できないのぉ♪ チンポ欲しくて堪らないのぉ♪ だから美鳥ちゃん。あなたの処女膜は、乱暴に、適当にブチ破ることになりましたぁ♪」
にこやかに笑みを浮かべながら、女生徒が告げる。美しい黒髪をもつ美少女は、かなり低い背丈ながらその胸は暴力的なまでに巨大で、今にもブラウスのボタンを弾けさせんばかりに押し上げている。
「はあっ!?いじめ、って、皆やってたでしょっ!?」
「んふふ、それはぁ、真由たちの頭がおかしくなった後のお話ですぅ♪ 今の真由たちはぁ、頭の中ぐちゃぐちゃにされちゃったのでぇ、おチンポのことしか考えられないのですよぅ♪」
誰もが認識や記憶を書き換えられ、異常な状況に陥っている中、真由と名乗る少女だけは原因不明ながら、自分がおかしくなっていることを認識していた。
認識していながら、それでも彼女は受け入れてしまっていた。
「美鳥ちゃん、真由の事もいじめてましたよねぇ♪ だから、今。仕返ししちゃいますぅ♪」
どこか壊れた笑顔を貼り付けたまま、真由は小柄な身体に似合わない力を発揮して、美鳥の両足を持って抱え上げてしまう。
まるで幼い子供の排尿を手伝うかのような格好。大きく開かれ、曝け出された蜜壺からは銀色の糸が垂れ落ちている。
「美鳥ちゃんの処女膜は、これから適当にブチ破られちゃうんですよぉ♪」
「ふ、ふざけないでっ!離しなさいよっ!」
「でもぉ、美鳥ちゃんだって、真由の処女膜、オモチャで破いちゃったじゃないですかぁ。これ、因果応報っていうやつですよねぇ♪」
無理矢理ガニ股に広げたまま、真由は美鳥の身体をゆっくりと下ろしていく。垂れ落ちた愛液の糸で繋がった男根に向けて。
自らを抱える少女の狂気じみた声に恐怖し震えながらも、なぜか股間は疼き、視線は天を睨む剛直から離せない。
「美鳥ちゃんはぁ、処女膜破られた瞬間に全部思い出しちゃうらしいですよぉ♪ 嫌悪感とか、そういうの。その上、他の人みたいに快感は得られず、処女喪失の痛みだけ♪」
「ひぃっ!や、やめてぇっ!」
「……真由がそう言った時、美鳥ちゃんが何て言ったか覚えてますぅ?”やめるわけ無いじゃん。バカじゃないの?”ですよぉ」
「あ、謝る!謝るからぁっ!」
「はい、隆弘くん、おチンチン持っててくださいね♪ 先っぽをちょこっと入れてぇ……えい♪」
剛直の先端だけを女性器に入れて慎重に狙いを合わせると、可愛らしい掛け声と共に真由は両手の力を抜いてしまう。
重力に従い、己の体重によって根元まで強引に挿入した美鳥は、処女膜が破られる感触と共に、思い出していた。
自分の身体の下にいる醜悪な男に抱いていた、言葉にし難い悪感情の全て。そして同時に認識する。触れる事すら厭う男の汚らしい男性器に、自分の純潔を奪われている状況。
「い、いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」
狂ったように叫ぶ美鳥だったが、その両脚は再度真由に抱えられ、無理な体勢のせいで腕も満足に動かせない。
「痛いいいいいいいぃっ!やだ、抜いてぇっ!」
「あははは。真由と同じこといってますねぇ♪ 確か、”気持ち良くなれるように動かしてあげる”でしたっけ?同じようにしてあげますね♪」
「うぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!」
そう言って笑いながら、真由は無理矢理抱えた身体を動かしはじめる。美鳥のことを一切顧みることなく、亀頭が引っかかるまで引き上げると、力を抜いてべしゃりと落とす。乱雑な陵辱に、結合部からは鮮血が飛び散り、悲鳴が教室内に反響した。
隆弘に襲いかかるのは、強大な快感だった。処女特有の強烈な締め付けに加えて、事前に溢れ出るほど濡れていた愛液と破瓜の血液、そして4人の美少女との連続セックスで精液愛液塗れになっていたお陰で、たっぷりの潤滑油で程良く動けるのだ。
膣内を蹂躙される痛みに泣き叫ぶ美少女を放って、異常な性交は続けられる。
「ぐぎいぃっ!ゆるじでぇっ!あぎゃあぁっ!ごわれるぅっ!」
「ええっと、”あんたのマンコが壊れても、別に私は困らない”でしたね。あ、後は”ケツの穴でも使ってれば良いじゃん”もありましたね♪」
「ぎいいいいぃっ!じぬぅっ!あぐぁっ!」
「……死んじゃダメですよぉ。美鳥ちゃんは、これから赤ちゃん妊娠するんですからねぇ♪」
「ひいいいいいぃっ!やっ、やだああああああああああああああああああああああああああああああぁっ!」
耳元で囁かれる”妊娠”のキーワードに、一層の恐怖を感じた美鳥の全身に力が篭る。そのせいで蠢く膣肉の快楽に、隆弘は腰を突き上げ、未だ濃厚な精液を放出し始めた。
「うわあああああああああああああああああああああああああっ!やだ、妊娠いやああああああああああああああああああああああぁっ!」
「あは♪ 出てるんですね。全部子宮で受け止めて、赤ちゃん孕んじゃいましょうねぇ♪」
逃げ出さないように抑え込みながら笑う真由の表情は、最早狂人のものであった。
最後の一滴まで注がれた美鳥は、ただ力無く、焦点の合わない瞳を虚空に向けて倒れる。